Team(社員紹介)

社会課題に向き合い、継続的に挑戦できるのはハッチヘルスケアだった。

がん事業部 &Scanプロジェクト プロジェクトリーダー

萩原 啓太郎

Keitaro Hagiwara

2021年入社

大企業を経て、再びベンチャー企業へ。

これまでの経歴と入社のきっかけを教えてください

大学ではがんを研究し、博士号を取得。卒業後は産業医科大学にて助教として教鞭をとっていました。その後、自身の専門知識を活かして、大学発のベンチャー2社で取締役に就任。対外的な折衝や、専門家としてのサービス開発、チームマネジメントなど幅広く担当していました。その後、大手印刷会社に転職し、ヘルスケアに関する新規事業の戦略立案などに携わっていました。自分の業務の幅を広げたいと考えて就職した会社でしたが、大企業特有の慎重でチャレンジが難しいカルチャーを窮屈に感じ、再びベンチャーに就職したいと考えました。
いくつかの企業を見ていく中で出合ったHatch Healthcare株式会社(以下ハッチヘルスケア)は、2020年に創業したアーリーベンチャーでありながら、すでに複数のサービスが動き出しつつありました。新しい事業を、模索しながらも信念を持って確実に動かしていく姿勢は魅力的でしたね。一方で、大手保険会社のグループであるという安定性もあり、ベンチャーと大企業の二つを経験した自分にはピッタリであると考え入社を決めました。

高い目標に向かって、常に模索し続ける面白さ。

現在の仕事内容やこの仕事の魅力を教えてください

現在はハッチヘルスケアの展開する「&Scan(アンドスキャン)」というサービスのプロジェクトリーダーを務めています。業務内容は非常に多岐にわたります。チームマネジメント、営業戦略の立案、連携先企業とのアライアンス形成に加え、学術界とのコミュニケーションも大切な役割です。「&Scan」は、子宮頸がん検診の未受診者対策を目的に、子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)と呼ばれるウイルスの感染を見つけるセルフチェックサービス。まだ販売実績も少ない中で営業を進めていくのは大変なこともありますが、世の中やニーズの移り変わりをキャッチして、常に最適化していくのはとても興味深いですね。
とはいえ、目標設定が甘いわけではないのはヘルスケア領域に取り組むハッチヘルスケアのいいところ。高い目標を掲げ、確実に、スピーディーに成長していく意識はメンバー全員が持っていると思います。メンバー一人ひとりが責任感を持って、対等に意見やアイデアを共有する習慣ができており素晴らしい環境にあると思います。代表の島田と気軽に話し合う機会もあるので、常に利用者にとって、そして社会にとっての最適解を共有しながら業務に取り組むことができています。

社会課題への想いを何よりも大切にしてほしい

今後の展望や求める人物像を教えてください

ありがたいことに、「&Scan」は100を超える健康保険組合・自治体の保健事業、企業の福利厚生として導入いただいています。「&Scan」のおかげで未然に子宮頸がんを発見することができたという感謝の声も集まっており、がん予防に貢献できていることを実感する日々です。一方で、まだまだHPV検査の必要性や、20歳から子宮頸がんの検診を受けられるという事実を世の中に伝え切れていないように感じることもあります。私たちの役目はそんな「知らなかった」を解消し、行動変容の後押しをすること。今は「&Scan」という子宮頸がんに関する事業に力を入れていますが、今後は一つのサービスにとらわれることなく、多くのがん予防・啓発へ事業を広げていきたいですね。
そういった意味では、ヘルスケア以外の領域での経験や知識を持った人にもぜひ飛び込んできてほしいと考えています。大切なのは、社会課題に取り組みたいという意志。なぜ自分たちがこの仕事をやっているのか、この仕事を通じてどのような社会を実現したいのか、そこに自分なりのアンサーを持っている人と一緒に働けるとうれしいです。

休日の過ごし方

3歳の娘と一緒に遊びに出かけたり、買い物に行ったりして過ごしています。料理にも挑戦しているのですが、家族からの好評なのはうどんや蕎麦など麺類ばかりです。(笑)