Team(社員紹介)
医薬品・医療機器業界で「WhytPlot」が当たり前になる未来を目指して。
がん事業部 WhytPlot
常富 正史
Masashi Tsunetomi
2023年入社
大学院を卒業した2005年頃、Web2.0の波を感じ、自分もこの新しい潮流に乗りたいと考えていました。インターネットが急速に進化する中、何か新しい挑戦をしたいという思いが強く、起業してアプリ開発などに取り組んでいました。その後は、イベントサイネージやデジタル広告の開発に携わる会社に就職。クライアントとものづくりをするのも楽しかったですが、もっと自由にサービスを提供する会社で働いてみたいと考えるようになりました。転職を考え始めた際に、家族が医療に関わる仕事をしていたことに少なからず影響を受けました。医療に関わる仕事は公益性が高い反面、本当に大変そうなイメージがあったのですが、今まで培ってきたIT技術を使って、家族とは異なる形で社会貢献をしたいと考え、ヘルスケア領域に飛び込むことを決意。2社ほどスタートアップを経て、Hatch Insight株式会社(現アフラックデジタルサービス株式会社)、そしてHatch Healthcare株式会社へ入社しました。
現在、医療オープンデータの可視化分析ツールである「WhytPlot」というサービスのプロダクトマネージャーとして、開発や運用に取り組んでいます。簡単に「WhytPlot」について説明すると、国内の医療オープンデータを可視化するツールになります。エリアごとの医療需要やエリア内の病院の入院患者数などの動向を把握することができ、MR職をはじめとして、情報収集や分析にご利用いただいています。いわゆるBtoBのサービスであり、自社の営業担当者と二人三脚で、企業さまへの導入提案から、導入後の運用サポート、そこで浮かび上がってきたクライアントさまのニーズに合わせたサービスの改善など幅広い業務を担当しています。「WhytPlot」は、これまでに多くの大手企業への導入実績があります。WhytPlotの活用によって、医療現場では把握することのできない、患者さまの動向や、地域ごとの特性を把握することができるので、利用ユーザーから感謝されることも多く大きなやりがいにつながっています。
医薬品業界でいうと、MR職は減少傾向にあると思います。一方で、不要論が囁かれる中でも、しっかりと活躍をできているMRの方も多くいらっしゃいます。私たちの役割は「WhytPlot」をさらに浸透させ、データに基づいた仮説立てや実践をより簡単にできるようにして、多くのMRの皆さまに活躍していただくことだと考えています。「WhytPlot」が当たり前のツールになるくらい、新規顧客の獲得と既存クライアント内での利用拡大を目指していきたいですね。
一緒に働きたいなと思うのは、ユーザー目線を忘れず、ビジネスとクライアントの利益のバランスを重視できる方。「お金にはなるのかもしれないけど、それって本当にユーザーのためになるの?」とか、逆に「ユーザーのためにはなるけど、ビジネスとして存続できるの?」という考え方をいつも大切にしていて欲しいです。また、開発も営業も、医療業界に関する知識があることにこしたことはありませんが、学習意欲が高く、自分の役割を限定せずに仕事に取り組める方とこの領域で挑戦を続けたいなと思います。